[コメント] ティアーズ・オブ・ザ・サン(2003/米)
あり得なさそうにみえる人道主義から始まっているが、人間である限り人間であることに気付く事は起こりえる。3.7点。
指揮官の突然の決断とチームがそれに従った事、これは観るひとによっては納得いかないだろう。従わざるを得ないような惨状は十二分に描けているが。
世界の警官たる米国で兵士をしていると、特にSEALなんぞにいると、半ば傭兵のようなもので母国のためになんて目的意識も持ちづらいだろう。他国の内紛に介入して目撃した惨状は、この部族とかあの部族とかでなく、まさに「人間の戦争」そのものだったのではないか。彼等は他者であるが故に、「人間」が「戦争」に反抗するために、戦ったようにぼくには思えるのだ。
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