[コメント] 才女気質(1959/日)
余りにも無理解な周囲に負けずに奮闘する主人公。☆3.6点。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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原作名は「賢女気質」。最初俺は"新人"の吉行和子が題名の「才女」なのかと期待してしまった。内容から言って「賢女気質」の儘の方が合っていたのではないか?
世代間戦争を明確にする為、脚本の新藤兼人は敢えて若者に絶対「済みません」とは言わせなかったのだろう。俺の目から見ても一寸可哀相過ぎるのではないか、と思われたが、これはそれだけ戦後派が戦前・戦中派を信用していなかった、という事なのかも知れない。
…という訳で「スカッとする」のはとても無理だったが、轟 夕起子が決して挫けない主人公を見事に演じていたので、作品には好感が持てた。
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