[コメント] おくりびと(2008/日)
割り切るということの強さ
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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とても感動的な映画でした。
これほど”死”が次から次へ出てくる映画も珍しいですね。
涙が止まりませんでした。
現代はいろいろ変化の多い時代であって、次々と変化する目先の対応についてゆかないと取り残されてしまいます。
この主人公はオーケストラの解散という夢を遮られた現実をあっけなく受け止めます。
そしてあっけなく奥さんと実家に帰って仕事を探す。
こういう割り切りってスゴイですね。
今の若い方はもっと割り切りができているのでしょうね。
そしてその割り切りの先に自分の価値観が生まれる。そして見えてくるものがあるんでしょう。
山崎務さんは、その船頭役として、見事な演技を見せますね。素晴らしい役者です。
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