[コメント] 戦場でワルツを(2008/イスラエル=独=仏=米=フィンランド=スイス=ベルギー=豪)
なぜこれがアニメでないといけないのか?謎はラストにつながっている。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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あのラストの実写に結びつけるために、これほどリアルなアニメを展開していたんだ、ということがよくわかりました。
記憶って不思議で、自分の都合のよいように作られるんですね。
戦争なんて誰も好んで行きたくありません。
それを現地の虐殺に加担していたことの記憶を取り戻すために、この監督はひたすらインタビューを行います。
そして真実にたどりつく。
たどりついた真実がアニメではない現実だったということなんですね。
大変優れた映画でしたね。
『人間蒸発』という今村昌平監督の作品がありましたが、あの映画も映画と現実(ドキュメンタリー)が混在するすごい映画でした。
2010/06/30 自宅
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