こりゃ映画館で見たらファンの方はたまらないでしょう。岡田准一さんかっこよすぎです。

お話としてはテレビドラマからはみ出ることもなく無難な作りでしたが、真相が次の作品に引っ張られてしまったという点が少し残念ですね。

でもでも大昔の映画館は続編ものであふれんばかりだったと聞いたことがあります。

もちろんテレビが普及する前ですね。

淀川長治さんもおっしゃっていましたが、連続ものの映画を見に行くために大勢のファンが銭湯や食堂で映画を話題にしていたというお話だったんです。

『ハリー・ポッター』シリーズとか『ロード・オブ・ザ・リング』とか古くは『スター・ウォーズ』あたりもこのパターンですね。『スパイダーマン』『トランスフォーマー』・・・きりないね。

ということで、大正時代の大昔と平成の今とでは価値が全く違うんでしょうけど、連続してシリーズものが上映されるってのもなかなか面白い発想だとは思います。

但し、テレビを追随するようなワンパターンだけはやめてほしい気がいたします。

（2011/07/03　自宅）