[コメント] 28 1/2 妄想の巨人(2010/日)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
エポックだったのは、この映画が押井守さんの作品でありながら、押井守さん自身を第三者が酷評していることろに信頼性がありましたね。
確かに押井守さんて、いろいろ挑戦する割には中途半端な側面がありますよね。
そしてそんな押井守を客観的第三者として平凡なスチールカメラマンの女性を通じて表現しているところもよかったと思います。
最後に彼女が
「飛べ、鉄人」
と小さく囁く(大声の叫ぶのではなく)ところが、とてもリアルでした。
ここで大声で叫んでしまっては、この作品がそれこそ崩壊してしまうところですね。
大勢の著名人が画面に出てきて「つまんない」を連発するところ。
作り手側としては常にこういう恐怖にさらされているのでしょうね。
それをギャグではなくて、本当にリアルにコメントさせているところが素晴らしい。
ドキュメンタリーとして見ると恐怖を感じますね。
2010/12/30 自宅
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。