[コメント] セックスと嘘とビデオテープ(1989/米)
人間関係をより複雑にする不思議な作品でしたね。平穏な生活=嘘=に落ちてきた不思議なお話ですね。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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初めてこの映画を見ましたが、ソダーバーグ監督の一連の作品は結構みていただけに、デビュー作でこういう展開を見せるとは、その才能を感じる素晴らしい作品でした。
カメラが近づくと出演者の表情が実にリアルに表現されます。
インタビューの最中に本気になる姿、赤裸々に自分をさらけだしてしまう本性というものが、実際の人物関係の基礎になっていますね。
そして現実がほとんど嘘で固められていることを確認できます。
嘘で固められた現実に舞い込んでくる昔の友人が本当のことをどんどん表面化させてゆく不思議さ。この感覚ってとても現代的ですよね。
2010/05/31 自宅
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