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[コメント] スポーン(1997/米)

僕は嫌いじゃない。
chokobo

中盤のだらだらした展開とか、意味のない哲学的な会話だとか、抽象的なイメージだとか、いずれも無意味、無意味、無意味、と思えるシーンばかりなのだ。

しかし、主人公のこの寂しく切ない環境、境遇、執念、復讐など非現実的な未来SFだからこそ楽しめて臨場感を味わうことができるのだ。

悪の中の善、現実の中の悪魔、という対比を映画の中に見た。現実を生きることの悪、死んで地獄かかから復活するための善。これは生きるものを辛くさせる発想だ。しかし地獄(悪)を背負って現実を生きるという現象は、人によっては現代社会のサラリーマンと同じじゃないか!

気づく者は誰もいまい。

(評価:★3)

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