コメンテータ
ランキング
HELP

町田さんのコメント: 点数順

★4非情の町(1961/米=独=スイス)古臭い演出が気になるが考えさせられる作品。美しすぎたカリスマ巨乳アイドルクリスチーネ・カウフマンに同情。ジーン・ピットニーの主題歌は隠れた名曲。[投票]
★4幕末(1970/日)錦ちゃんの竜馬と仲代の中岡慎太郎、志士の志と役者魂でなかなかそう出来ないのは判るが、幾らなんでもしつこいぞ、はよ死ねい。[投票]
★4この素晴らしき世界(2000/チェコ)複線の張り方回収の仕方が堂に入っている。 [review][投票]
★4青い野獣(1960/日)須川栄三版『野獣死すべし』に続くピカレスクロマンの傑作。白坂依志夫のサディスティックなペンが吼えまくる! [review][投票]
★4三十六人の乗客(1957/日)後半やや弛緩するが前半のスリルとサスペンスは一級品。扇千景のバスガイドが可憐。[投票]
★4花のれん(1959/日)女主人公は「しぶちん」だが映画自体はその真反対の豪華さ。山崎豊子原作だし淡島千景の芸達者振りも遺憾なく発揮されているので長尺でも飽きない。テーマはやや緩いが豊田らしいといえばらしい脚色。 [review][投票]
★4戦国野郎(1963/日)活劇あり笑いあり美女ありどんでんがえしあり、と基本的な喜八ワールド。佐藤允江原達治はハマリ役。中谷一郎は風車の弥七の原型ですね。[投票]
★4ゲンと不動明王(1961/日)無法松の一生』の阪妻の回想シーンで涙した人は必見の傑作児童映画。子役が良い。浜美枝&夏木陽介担当の恋愛コーナーも爽やか。この時期の稲垣はチャンバラ以外のがいいね。[投票]
★4暗い日曜日(1999/独=ハンガリー)人間は音楽とおっぱいだけあれば幸せになれるはずなのに・・・。主演女優と主題歌の魅力に尽きる。 [review][投票]
★4春秋一刀流(1939/日)山中貞雄というよりは山上伊太郎という感じがする。骨太なテーマを持つ悲喜劇で台詞が粋。最初の橋でのシーンから笑わせてくれる。[投票]
★4日本侠花伝(1973/日)心・技・泰。 [review][投票]
★4接吻泥棒(1960/日)原作者に「俺は女はかけないからな〜」と言わせる辺り流石川島雄三。 [review][投票]
★4ファンキーハットの快男児 2千万円の腕(1961/日)天下一朗はモチロン、神風タクシーのおっさんとか、個性的なキャラ続出。ジャンピン・ジャイブな音楽もベリーグー。[投票]
★4猫と鰹節 ある詐話師の物語(1961/日)詐話師は全部で6人いるが舞台関西でのり平は瀕死、伴淳は引退して市原悦子の尻に引かれているからほとんど森繁の独壇場。そんな彼がパワー漲る女たち(草笛・乙羽・団)を前にたじろいでいる姿は本当に可笑しい。 [review][投票]
★4千曲川絶唱(1967/日)若大将』シリーズに於ける「澄ちゃん」に輪を掛けて独善的な星由里子の魅力大爆発。しかもヌード披露。トラックで電車を追い掛けるシーンや、いしだあゆみの狂気演技、美しい千曲川のシーンなど全体よりも部分が印象に残る作。北大路の演技開眼作でもある。 [review][投票]
★4波影(1965/日)撮影監督の岡崎宏三氏が自らの(モノクロの)代表作として挙げる一本。暑くも無く無く寒くも無い涼しい画調が若尾文子演じる芸者・雛千代の生き様とマッチしている。 [review][投票]
★4私は二歳(1962/日)鈴木博雄君。君は天才です。一歳半でこんな立派に演技をしているのだから。 [review][投票]
★4血は渇いてる(1960/日)「血は」というよりは「血に」、ドライというよりサースティなのだ。センセーショナリズムへの警句は、それを売り物にした松竹ヌーヴェルバーグ自身、及びそれに続く当時の日本映画全体への戒めでもある。喜重はこの後、愛と情念しか描かなくなる。[投票]
★4ろくでなし(1960/日)「まったく、なってないな」「なってない」 乱痴気騒ぎの後、浜辺で津川と川津が呟いたこの台詞にこそ、私の信じるところの<青春>が宿っている。焦燥と退屈。貪欲と虚無。私は其処から、抜け出せただろうか。[投票]
★4乱れる(1964/日)松山善三の脚本は確かにサヨ臭いが、戦前派とアプレの断絶を、従来の親と子ではなく、(やや背徳的な)ロマンスの関係性の上で再描出しているという点で評価してもいいのではないだろうか。高峰、加山の掛け合いは全て愛しくそして痛々しい。[投票]