町田さんのコメント: 投票数順
旗本退屈男 江戸城罷り通る(1952/日) | 主水之助が有名な天一坊事件に挑む。解釈は面白いのだが演出が古臭くて好みで無かった。 | [投票] | |
旗本退屈男(1958/日) | 男優陣は一流だが、スタッフは三流、女優は四流、物語は五流である。東映らしい、と云えばそうなのかも知れない、それが当時は受けたのかも知れないが、そんなことは知ったこっちゃない。俺にとってはただの粗大ゴミだ。 | [投票] | |
サラマンダー(2002/英=アイルランド=米) | ファンタジー映画に求められるリアリズム。ファンタジー映画に求められる風刺性。「規模」の大きさばかりが求められがちな21世紀型ファンタジーの良心。 [review] | [投票] | |
宮本武蔵・巖流島の決斗(1965/日) | 総集編、オールスター映画地味た安直な部分もあるが、伊織少年、ならず者の熊五郎らが登場するシーンは仄々とした魅力に溢れている。 [review] | [投票] | |
左側に気をつけろ(1936/仏) | ハっとするようなショットが幾つかある。 | [投票] | |
燈台(1959/日) | 石坂洋次郎の民主主義映画と三島のヨロメキ系だけは我が生涯の守備範囲外。 | [投票] | |
非情都市(1960/日) | 『妻は告白する』に先駆け実在手記を下敷きにした井手雅人脚本を鈴木英夫が冷徹演出。社会派ミステリとしてけして珍しく無い展開帰結だが、三橋達也演じるシニカルな主人公像は同年の『悪い奴ほどよく眠る』より数段先進的現実的で魅力的。 [review] | [投票] | |
その場所に女ありて(1962/日) | クールビューティ司葉子と擦り切れたり媚びたり落ちていったりする同僚や姉との分水嶺が次第に崩れて往く様を冷徹に観察する鈴木英夫の代表作の一つ。企業サスペンスとしても秀逸。美術・音楽センス共に良好です。 | [投票] | |
肉体の学校(1965/日) | ストーリはともかく視覚効果抜群映画。竹中x逢沢マジックでパチンコ屋でさえ光と影のラビリンス状態。山崎努が超セクシー。 | [投票] | |
血を吸う薔薇(1974/日) | やっぱり痛いのは制作費の不足じゃないか。一番ブサイクな女しか脱がないのも難。 [review] | [投票] | |
呪いの館 血を吸う眼(1971/日) | あったり前の吸血鬼物語に加えた新味があったり前のフロイド心理学って、ホントどーうしようもなねぇ脚本だな。洋館の外観は素晴らしい。 | [投票] | |
電送人間(1960/日) | 色んな所で強引に話に割り込んでくる白川由美を除けば上出来のサスペンス。真に鶴田らしい設定、そして東宝らしい作品と思った。 | [投票] | |
四谷怪談(1965/日) | 役者は豪華だし美術も綺麗だがこれじゃあんまりだ。あんまり説教臭過ぎる。第一、全然怖くない。 [review] | [投票] | |
日本一の若大将(1962/日) | 「勘当は取り消す!」毎度のことなのに今回はやけに泣ける有島一郎。そしてラストのマラソンの大盛り上がり。芦ノ湖畔ロケ、村木忍のセットシーン共に美しくミュージカルシーンも充実。 | [投票] | |
俺たちの血が許さない(1964/日) | 明朗な高橋&長谷、暗い旭&松原パートの対比はいいと思うのだが、ラスト、ロケ撮による決闘シーンが長いだけで退屈。やはり最期は屋内でなければ。清順美学満開前夜作。 | [投票] | |
瞳の中の訪問者(1977/日) | プロットが抜群なだけに、監督の悪ふざけが、本人はサービス精神の発露のつもりなんだろうが、目障りで仕方無かった。片平、峰岸の過剰演技も噴飯モノ。 | [投票] | |
秋津温泉(1962/日) | 映画と映画ファンには中身ばかりでなく「見た目」も大事だ。小汚い格好をして腕組みして哄笑してけつかる自称映画マニアなぞ死んだ方がよいとさえ思っている。喜重先生は、自身の結構渋目の風貌に反して、ときどき無茶をなされる。 [review] | [投票] | |
ひまわり(1970/伊) | 『夏の嵐』のアリダ・ヴァッリとは対蹠的なヴェニス庶民の女を、ソフィア・ローレンが力強く哀切に演じている。マンシーニのスコアを聞いただけで、これがご婦人向けの古典的メロドラマであることは瞭然なのだが、墓とひまわりのシーンだけは突出している。SF的ですらある。<英語吹替え版> [review] | [投票] | |
100発100中(1965/日) | 本当に魅力的なキャラクタと本当に下らないストーリ。布施明が歌う主題歌が最高です。 | [投票] | |
りんご(1998/仏=イラン=オランダ) | 遥かイランで果たされた映画とジャーナリズムの幸福な「再婚」。そもそもドラマとドキュメンタリの間に国境線なんて存在しないのだ。ヤラセだろうがなんだろうが、この作品や今村昌平『人間蒸発』から浮かび上がって来る真実の「量」や「密度」を是非、体感して欲しい。 | [投票] |