[コメント] 日本暴力列島 京阪神殺しの軍団(1975/日)
八木さんの音楽はどこか仮面ライダーっぽく時代を感じさせる。在日問題に触れるもノンポリ東映の娯楽作である性格上、大島映画のような深い言及がなされるわけではなく小林・梅宮・伊吹の微妙な関係を築くに一役買う程度。
梅宮がXXXにXXされるシーンは山下美学健在、と唸る出来映え。
その梅宮がことあるごとに口ずさみ、最後に小林も歌う朝鮮娼歌は、大島の『日本春歌考』で吉田日出子が歌っていたものと同じ、『満鉄小唄』(通称)は今では僕が最も愛するメロディの一つだ。
雨かショポショポふる晩に 硝子の窓から顔を出す(覗いてる) 満鉄の金釦の馬鹿野郎
上るの帰るのとうしゅるの 早く精神ちめなしゃい ちめたらケタ持て上かんなしゃい
さわるはコチシェン見るはタタ シャンエンコチシェンくれたなら カシワ(鶏)の鳴くまでポポしゅるわ
お客しゃんこのころ紙高い チョウパの手前もあるてしょう コチシェンしゅうきをはちみなしゃい
そしたら私はたいて寝て ふたちもみっちもおまけして カシワの鳴くまでつきあうわ
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