[コメント] 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964/英)
序盤、山岳地帯を爆音立てながら飛行する戦闘機のカットの次に来るのがベットに同じような姿勢でうつ伏せて雑誌を読む平和ボケそのものの国務長官の愛人、しかも…
しかもそのままカメラは全く動く気配も見せずダラダラした長廻しが延々と続いて、それなのにそれが何故だか解らないがむちゃくちゃ面白く感じられてやっぱりキューブリックは世界一の天才だと核心しました。
米人、英人、独人を大袈裟に戯画化して演じ分けたピーター・セラーズも凄いとは思いますが、そういうことを遣らせようと思いついたキューブリックのアタマの中身の脳髄がやっぱり凄いと憧れてしまいます。
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