[コメント] 夜ごとの夢(1933/日)
退廃的な栗島すみ子の佇まいと、カスバが如き路地裏の描写(たった2カットしか残っていないがそれでも強烈)、意味深な土管の群れなど、かなり芸術点の高い作品。不況時代のやるせなさもビンビン伝わる正に傑作である。
フィルムセンターで観たのだが、24fpsってのは速すぎるんじゃないだろうか?装飾的な字幕が読みきれないし、無人の風景を重ねたラストも虚無感半減。
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