[コメント] 絞死刑(1968/日)
無責任上司、小役人、権威の犬、虚無医師、法務官僚、宗教道徳家がR少年を取り囲んで繰り広げる寸劇の馬鹿馬鹿しさと製作者の誠実さは比例するのである。国家(の安定及び納得)の為に行われる殺人として死刑と戦争は同義である、って論理に痺れた。ただ本職でないにしても石堂淑朗の教誨師の演技は酷過ぎた。
(町田)
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