コメンテータ
ランキング
HELP

町田さんの人気コメント: 更新順(15/49)

人気コメント投票者
★3十八歳、海へ(1979/日)小林薫、森下愛子は存在感充分だし田村孟の脚色も嫌いではないが、敏八さんの演出に往時の情熱が感じられず俺は哀しいよ。下品なズームの連発、説明臭い音楽の使い方は、俗に言う”駄目な日本映画”の見本。けにろん[投票(1)]
★3人生劇場 飛車角(1963/日)剣戟映画のイメージを色濃く留めた東映任侠映画の元祖的存在であるが、そういう資料的価値を越えた魅力を充分に備えている。ロケ、セットシーンともに気合の入った映像美を満喫。ただ、メロドラマですよコレ。けにろん, 直人[投票(2)]
★5偽大学生(1960/日)』is Madness.  [review]けにろん, 若尾好き[投票(2)]
★5サクリファイス(1986/スウェーデン=英=仏)親から子へ。巨匠最期の贈り物。「贈り物するときは、いつでも無理をしているものさ」。郵便屋の台詞が強く印象に残る。緑雨, 煽尼采[投票(2)]
★5モダン・タイムス(1936/米)ボロは着てても心は錦、技は西陣のチャーリーの本領が発揮された正に”世紀を超えた”ウルトラ大傑作。どのパートも面白く全体の構成も見事で、酒場を飛び出した二人が砂利道を歩くラストシーンにも格別の味わいがある。これぞフィルムの醍醐味。彼は文明を拒絶しているのではない。人間の機械化を危惧しているだけだ。我々はあの道を見失ってはいけない。DSCH, ペンクロフ, けにろん, ジャイアント白田[投票(4)]
★4やくざの墓場 くちなしの花(1976/日)佐藤慶のオマケ?大島渚の大根ぶりに興を削がれなくもないが深作笠原共闘作品としてはまずまずの出来。二つの「岩」の間にひっそり咲いた「くちなしの花」梶芽衣子さんは今回も絶品の美しさ。 [review]赤い戦車, 3WA.C, バーンズ, sawa:38ほか6 名[投票(6)]
★4餌食(1979/日)誰もが何かを引き摺って生きている・・・。渇きと青臭い熱っぽさとを並存させた稀有なる作品。朗らかに鳴り響くレゲエのリズムと無音状態での緊張感、その振幅が素晴らしい。予定調和を嫌った終盤の展開は面白く、スローモーションが非常な効果を発揮している。TM(H19.1加入)[投票(1)]
★5事件(1978/日)裁判の持つ戯曲性を正攻法で拡大した傑作。丹波・芦田・佐分利に証人を加えた計四人で繰り広げられるジャム・セッション(台詞被りまくり!)は全てスリリング。西村・北林・森繁・渡瀬と皆素晴らしかったがそれも消し飛ばす程の大竹しのぶの超絶インパクト!冷徹な新藤脚本の功績も大。赤い戦車, NOM, 檸檬, Shrewd Fellowほか6 名[投票(6)]
★3ナイト・オン・ザ・プラネット(1991/米)本作はジャームッシュが5大映画都市に捧げたオマージュである。 [review]赤い戦車, moot, けにろん, crossage[投票(4)]
★3女が階段を上る時(1960/日)状況説明や結果報告に終始して、心理の深部を抉ろうとしない菊島隆三の脚本が薄っぺらくてつまらない。川島に撮らせた『花影』同様、失敗作と思う。タイトルや、タイトルバックばかり着飾っても、こんな中身じゃお里が知れるぜ。 [review]3WA.C[投票(1)]
★3日本侠客伝 浪花篇(1965/日)マキノの労働者映画は常に弱者の視点から描かれているから嫌味がない。今回は所在無さげな八千草薫と、どっと構えた村田英雄の二大ゲストが実に巧く機能してる。ぽんしゅう[投票(1)]
★3プラトーン(1986/米=英)私的オリバー・ストーン論総括。 [review]パピヨン, ハム, Bunge, ほか11 名[投票(11)]
★2悪魔を憐れむ歌(1997/米)バケツリレー。IN4MATION, tkcrows, peacefullife, ミュージカラー★梨音令嬢ほか10 名[投票(10)]
★4絞死刑(1968/日)無責任上司、小役人、権威の犬、虚無医師、法務官僚、宗教道徳家がR少年を取り囲んで繰り広げる寸劇の馬鹿馬鹿しさと製作者の誠実さは比例するのである。国家(の安定及び納得)の為に行われる殺人として死刑と戦争は同義である、って論理に痺れた。ただ本職でないにしても石堂淑朗の教誨師の演技は酷過ぎた。けにろん, 太陽と戦慄[投票(2)]
★3黒い雨(1989/日)人間を徹底的に見詰めることで、人間しか見ないことで、その生きた時代や社会を認識、批評しようと試みて来た、増村と並ぶ偉才今村が、こんなストレートな告発映画撮っちゃぁ明かに退歩だと思う。田中好子の描写は的確だが余計なもの(=石堂淑朗)が多過ぎるのだ。けにろん[投票(1)]
★5Ray レイ(2004/米)ハレルヤ、アイ・ラブ・ユウ・ソウ [review]ジェリー, ヒエロ, ペペロンチーノ, RED DANCERほか12 名[投票(12)]
★4華岡青洲の妻(1967/日)有吉佐和子の神懸り的な心理描写を、表情・声色の変化のみで慎ましく再現した増村&若尾に再敬礼。雷蔵が淡白なのも理に適っている。曼荼羅華の美醜を体現しきった音楽は林光の最高傑作の一つ。緑雨, りかちゅ, けにろん[投票(3)]
★1顔役(1971/日)ワッハッハッハ。こりゃ面白い。キ印に刃物よりもっと危険なんじゃないかな勝新にカメラって。ハゲオヤジの毛穴にカメラ突き立ててる勝新の姿想像しただけで笑いが止まりません。映像の暴力です。太陽と戦慄[投票(1)]
★5砂の上の植物群(1964/日)若き父の幻影に脅かされ続けた孤独で平凡な中年男が、展望台の少女に託された「鉄の槌」を振り上げ、日常の亀裂・女の裂け目・無限に下降するエレヴェイターへと身を投じるまでの経過を、丹念に耽美的に、そして幻想的に描き挙げた、映画監督中平康のまごうこと無き最高傑作。ぽんしゅう, 地平線のドーリア, Yasu[投票(3)]
★5牛乳屋フランキー(1956/日)フランキーの二挺拳銃式牛乳配達や逆でんぐり返し、二役演技はもはや伝説と化しているし、ブーちゃんこと市村俊幸に因る慎太郎及び太陽族のパロディなど数々の内輪ネタも映画ファンには嬉しい。小沢昭一や宍戸錠も初々しい。地平線のドーリア, 水那岐[投票(2)]