コメンテータ
ランキング
HELP

町田さんのお気に入りコメント(30/70)

呪怨(2002/日)★2 この監督の頭には「決め」の絵はあったかも知れないが物語の構築には興味が無かったらしい。起と承を御座なりにした転と結だけの串団子が侘しく、古今東西の映画の物真似オンパレードも情けなく恥ずかしい。女優が皆可愛いのが救い。 (けにろん)[投票(5)]
白昼の通り魔(1966/日)★4 絶対悪・英助(佐藤慶)は、全ての欺瞞を本能的に切り裂く。運動に破れ体制へと飲み込まれる源治を、頭だけで愛を唱えるマツ子を、そして日本中に蔓延する安寧を。その屍を背負い拮抗しうるのは被差別民シノ(川口小枝)の生きるための本能だけ。 (ぽんしゅう)[投票(6)]
宮本武蔵(1961/日)★4 冒頭から力漲る画面の連続ですぐさまこの作品が傑作であることを確信できる。矢張り「宮本武蔵」映画の決定打は本連作だろう。こゝでも坪井誠の撮影は俯瞰と仰角のコンビネーションが抜群だ。 [review] (ゑぎ)[投票(5)]
セックス・チェック 第二の性(1968/日)★5 「と」(んでもない)映画の元祖! [review] (ボイス母)[投票(7)]
おんなの渦と淵と流れ(1964/日)★4 そんなに清冽を望んでどうするのだ、と彼女の肩にそっと手をかけ言いたくもある。渦から淵へ、そして流れへ。ああ、女はいつでも体内に、さんずいを宿してゆくしかないのね。 (tredair)[投票(2)]
OUT(2002/日)★5 何と言っても主演女優四人に尽きる! [review] (直人)[投票(3)]
黄泉がえり(2002/日)★4 素敵な余韻の残るエピソードをメインの商業的なエピソードが土足で踏みにじっていく。PS、主演は哀川翔ですよね? [review] (sawa:38)[投票(12)]
黄泉がえり(2002/日)★4 あまりにも美味しい題材なのに構成が雑。音楽はいいのに使い方がズレてる。ラストが冗長。主人公二人の魅力が薄い。脇のエピソードのほうが断然泣ける、等など不満をあげれば枚挙に暇がない。でも「自分の命を削ってでももう一度逢いたい人」がいる者にはきっと特別な作品。私にも、そう。 (tkcrows)[投票(9)]
アンダー・サスピション(2000/米)★3 2人の大統領役者が腹芸合戦をする為に製作総指揮まで買ってでたにしては2転3転の面白みに欠け勿体ない。役者を立たせるなら演出も愚直なくらいが丁度いいのに中途半端に技巧を見せようとして煩わしい。ただ、ラストは全く意外であった。 (けにろん)[投票(1)]
ファム・ファタール(2002/仏)★3 ドーンとタイトル「ファム・ファタール」と構えた割には所詮デ・パルマに本質を衝いたものが出来るはずもなく、自走する女優に救われる可能性もあったろうがレベッカ嬢に魅力もオーラも無い。さすれば出歯亀バンデラスも全く立つ瀬がなく気の毒。 (けにろん)[投票(2)]
銭ゲバ(1970/日)★5 あの子供が生き延びてブラジル人の嫁をもらうとは思わなかったズラ! [review] (リーダー)[投票(1)]
乾いた花(1964/日)★4 こんな日本映画は初めてだ、と思った。それは映画におけるハードボイルド性のことを指している。しかし篠田に失望してしまうのも早かったのだが。池部良は日本映画史上最もハードボイルドを体現した役者だろう。それは松田優作を遙かに凌駕する。 (ゑぎ)[投票(1)]
ろくでなし(1960/日)★4 ファーストカットからラストカットまで張りつめた緊張感を維持する吉田喜重の処女作。津川雅彦のナイーブさの表現も良いが、高千穂ひづるの年増の色香が思いの外いい。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
ろくでなし(1960/日)★4 大島を見てもいまいちピンと来なかった松竹ヌーヴェル・ヴァーグの隠し球!衝撃のデビュー作。『勝手にしやがれ』に感化された人は絶対観るべし!大学卒業間際の投げやりな気分漂う厭世的ムードを描いた分だけ共感するところ大。 (マッツァ)[投票(2)]
ろくでなし(1960/日)★4 おっかなびっくりで作られた親父太陽族映画の系譜線上に現れた同時代感覚の虚無感。成島東一郎の撮影が素晴らしく『勝手にしやがれ』と表裏のラストも映画史の奇妙な蓋然性を思わせ興味深い。 (けにろん)[投票(2)]
天城越え(1983/日)★3 刑事の執念と犯人の悔悟、性に目覚めた少年の嫉妬心、堕ちて奔放な中に母性を見せる女。この三つがバラバラに描かれ融和していないところに難がある。結果として清楚で美しい田中裕子の汚れ役が印象的に見えるだけ。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
天城越え(1983/日)★3 田中裕子がその年の女優賞を総なめにしたのはわかるのだが、現代のシーンはあそこまでトーンを変えなくてもいいのにと思った。せっかくの面白い題材が、映画としての面白さにまで昇華されていない。 (ナム太郎)[投票(1)]
雪之丞変化(1963/日)★5 この映画はとても面白い。市川崑独特の技巧センスが良いかたちで存分に発揮された傑作だ。美術の西岡善信、撮影の小林節雄含めてとても良い仕事。シネスコの画面いっぱいに完璧に設計された構図が現出する。そして音楽もまたとても面白い! [review] (ゑぎ)[投票(8)]
赤西蠣太(1936/日)★4 時代劇ってジャンルは、実は昔の方が実験的だったのでは?味のあるユーモア、甲斐の歌舞伎の様式にのっとった演技、そして冒頭のショパン・・・。何てハイカラ。 (くたー)[投票(3)]
赤西蠣太(1936/日)★3 原作と映画、伊達騒動に関する知識と三拍子揃わないとわかりにくい部分がある。単なるラブコメとしても見てもいいけど、それだけだと割と平凡。 (リーダー)[投票(1)]