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町田さんのお気に入りコメント(5/70)

OLの愛汁 ラブジュース(1999/日)★5 女は全てを受容したいと欲し、男はそれを頭で拒否する。そのズレを上手く描いた脚本。若き才能、武田浩介。あなたは一体何者なんですか? 女の視点から、こんなにも愛しく優しく撮ったブルー・フィルムを私は知らない。 (Linus)[投票(2)]
エターナル・サンシャイン(2004/米)★3 この役にジム・キャリーとケイト・ウィンスレットはベテラン過ぎかも。 [review] (MM)[投票(9)]
ヒューマンネイチュア(2001/米=仏)★5 類人猿から人間(社会)への皮肉と見せかけて、人間社会のみならず、自然回帰まで皮肉くる。そしてその実体は男の子の成長物語だったのね。男の子は、思春期には社会と自分とのギャップに戸惑って、その後は父親を殺して、恋人には母親の面影を求めるものなのさ。 (Kavalier)[投票(4)]
ミリオンダラー・ベイビー(2004/米)★4 イニスフリー。イーストウッドの『静かなる男』。何という透明な美しさ。いずれ彼がこのような地平へ到達することはかなり昔から明らかだった。だから驚きはない。また物語とその帰結について思い巡らせても殆ど意味がないと私は思う。リバータリアンとして当然の帰結というだけだ。画面と音の圧倒的な愛おしさにこそ思いを巡らせたい。 (ゑぎ)[投票(8)]
小判鮫 お役者仁義(1966/日)★4 これは沢島忠の中でも傑作。まずアヴァン・タイトルがすこぶる格好良い。夕暮れのススキの丘をバックに林与一美空ひばりが唐突に絡むカット。この唐突さこそ映画だ。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
ウィスキー(2004/ウルグアイ=アルゼンチン=独=スペイン)★4 3人の心の中に何かが起きているに違いないと感じさせながら、何も見せない。見えないが確かに伝わる機微。それは、我々が日々経験する人と人の間に見え隠れする心。ただ見つめるだけのフィックスショットが、観る者の想像力を掻きたてる映画ならではの醍醐味。 (ぽんしゅう)[投票(6)]
忍者狩り(1964/日)★5 目的のためなら手段を選ばない、そして手段を選ばないながらも目的達成のためにはもっとも合理的で成功する確率の高い方法をとる忍者の本質をよく表現している。その集団と戦うために、非情に徹する近衛十四郎田村高廣の凄みもまた、凄まじい。 [review] (シーチキン)[投票(2)]
ひばり捕物帖 かんざし小判(1958/日)★3 歌あり、踊りあり、七変化ありで、アイドル映画としては完璧。同時代の裕次郎映画が個人主義のにおいを放ち、小百合映画が戦後民主主義を謳歌したなら、こちらは理屈抜きの芸能主義。やっぱ若者は日活、おっちゃん、おばちゃんは東映だったんだろうなぁ。 (ぽんしゅう)[投票(3)]
ボウリング・フォー・コロンバイン(2002/カナダ=米)★4 事件の真相を追究するものでも、銃社会の文化人類学的考察をするものでもなく、銃や兵器を製造している企業、支援する団体や政府の姿をよりおおっぴらに紹介するために作っているのだから、我田引水でいいんです。 [review] (おーい粗茶)[投票(1)]
ミリオンダラー・ベイビー(2004/米)★4 根っからのファイターと応急処置屋の物語。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(11)]
香港国際警察 NEW POLICE STORY(2004/香港=中国)★5 ジャッキー・チェンという存在の凄さを改めてこんなにも見せつけられるとは。今年これ以上の感動が訪れることはもうないだろう。(05.04.07@ナビオTOHOシネプレックス) [review] (movableinferno)[投票(12)]
香港国際警察 NEW POLICE STORY(2004/香港=中国)★5 僕のジャッキースイッチをそんなに押さないでください。 [review] (Myurakz)[投票(15)]
香港国際警察 NEW POLICE STORY(2004/香港=中国)★4 二人の子供――ジャッキーが、俺たちジャッキーを見て育った世代と向き合う映画。 [review] (kiona)[投票(16)]
香港国際警察 NEW POLICE STORY(2004/香港=中国)★5 やはりジャッキー・チェンはアクションに「感情」を宿らせる天才。感情とひとつになったアクションは単なる運動美を超え、生きた物語を紡いでゆく。 [review] (ペンクロフ)[投票(20)]
カンフーハッスル(2004/中国=香港)★4 目を惹かれたのは縦横に移動する長回し内での過剰なまでの天こ盛りの創意。真にリスペクトするものには誤魔化しは無礼と言わんばかりのシンチーの引きのスタンスが図らずも親爺リスペクトに連鎖した。とは言え覚醒への布石がもう1つあれば完璧だった。 (けにろん)[投票(2)]
カンフーハッスル(2004/中国=香港)★4  『如来神掌』序章。 60年代。 映画。 [review] (にくじゃが)[投票(10)]
顔のない眼(1959/仏=伊)★4 マスクで覆われているのに、表情が感じられる。不思議に思ってよくみたら、彼女の眼が素晴らしい演技をしていた。顔のない眼・・・彼女の顔は、眼の中にあった。 [review] (はしぼそがらす)[投票(3)]
ブルークリスマス(1978/日)★5 UFO・青い血・70年代風俗・そして「ブルークリスマス」という何ともいえない冷淡な響き。完璧に引き込まれた。 [review] (クワドラAS)[投票(6)]
ブルークリスマス(1978/日)★4 人間は過去、部族の違いで闘い、宗教・イデオロギーの違いでも戦争をしてきた。そして将来は血液型の違いで争うのだろうと感じたものだった。しかし、未だに民族やら宗教の違いで争っている。人間は四半世紀、進歩しなかったのか? [review] (sawa:38)[投票(5)]
吶喊(1975/日)★4 戊辰戦争。近代日本の入り口。動乱期に生きる若者を伊藤敏孝岡田裕介がパワフルに好演。ふたりのスタイルや価値観は違っていても向かうところは同じ未来。 (ぽんしゅう)[投票(2)]