[コメント] (ハル)(1996/日)
ただの記号であるはずの文字。だけどそれは生きて呼吸している人間の心が生み出すもの。そしてそこには、やはり人間性なり感情が宿るもの。それを画面上に丁寧に描き出した秀作。
ネットやメールがこれだけ普及した今だからこそ、この作品が持っている暖かさがとてもよく分かりました。
森田芳光の持つ鋭い才気(時に観客を置き去りにして先走り気味になる)がイヤミな方向に向かわなかった稀有な作品。
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