本当は☆５つ付けたくてしょうがないのだが、個人的な観点から一点だけ減点。生きている魚をつぎつぎと投げつけたり、大量にああしてしまうのは、愛玩動物飼養管理士として、どうしても笑って見過ごすことができない。作品として素晴らしかっただけに残念。

前半の学芸会的なノリから、テンポよくクライマックスへとひきこんで、徐々に自分が高校生だったときの気持ちを思いださせてくれる。ところどころ出てくる妙にシニカルな小学生、商店街の大人たち。そういえば、高校の頃そんな人たちが周りにいたような気がしてくる（笑）。とりわけ女子高の文化祭実行委員長は素晴らしい！あのセリフの噛みかたは「演技」なんだろうか、「地」なんだろうか？？

Ｐ．Ｓ．じつは私小学生の頃、モデルになった川越高校の文化祭に行くのが毎年楽しみだった。柔道部のお化け屋敷をはじめ、吹奏楽部、映画部、天文部…本当に今でも楽しい思い出だ。今日さっそく長いこと会っていない兄にメールした。「兄さんの高校の文化祭、映画になったんだよ。」

01.09.20 screen 322seats DOLBY SR