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[コメント] ダイナー(1982/米)

食堂での意味のないウダ話&不意にポロリと出る愚痴話が、「ある!ある!」って感じでビシバシと共感の嵐を呼び起こす。花嫁の投げるブーケの行き先も粋です。
AONI

アメリカン・グラフィティ』の二番煎じと言えなくもないが、日本人である自分がより共感できたのは本作の方。S・グッテンバーグ、M・ローク、D・スターン、K・ベーコン、E・バーキンという、華やかさに欠ける渋いヤング・スター達が集まったキャスティングからして感涙モノ。

女癖が悪くて金にもルーズなのに、どこか憎めない良い所がある若者をM・ロークが好演。相変わらずニヤケ顔で女にアタックしまくる彼は無敵です。それにしても、あんな言い訳を受け入れるキャロルって女は本当にイタい。キャロル役の女優も“いかにもオツム弱そう”って顔をしていて納得させられる。

S・グッテンバーグもこの頃から好青年的キャラ全開だし、ちょっと太めのE・バーキンも得意の頬を引き攣らせるスマイルを披露してくれて嬉しくなった。意外な役柄だったのがレコードマニア役のD・スターン。こんな神経質な男を演じていたなんて!!この頃はエラく痩せていたから、そういう役も似合ったんだな。

(評価:★4)

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