[コメント] グレート・サム サギ師と令嬢(1976/米)
ドタバタ喜劇調の中にも、時代に取り残された男の悲哀が織り込まれている。こういう内容に私は弱い。なんといっても、ケイ・レンツ嬢のキュートな魅力が本作一番の売り。
自分の淋病を全米中に流行らせてやると豪語するオリバー・リード。無愛想でなんか怖いオッさんというイメージが強い役者だが、本作でのコミカル演技も結構イケてる。相変わらず人相怖いけど。 中盤までは結構モタついているが、最後には男の意地を見せつけるタイマン勝負でそれなりに盛り上がる。
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