[コメント] 時をかける少女(1983/日)
「桃栗3年、柿8年、原田知世16年で実を結ぶ♪」 コマ撮りによるタイムリープ表現、一部セピアとカラーの色分け画面の構成美はお見事!反してチープなアニメ合成には少し興醒め。素人同然のメイン役者共々、この「手作り感覚」が大林演出の持ち味だろうか。
1966年に発表された原作通りなのだろうか。 お互いを「くん」「ちゃん」で呼び合う登場人物達の台詞が(80年代にしては)お上品すぎて違和感を覚える。大林監督の描くノスタルジー高校生は、どこまでも“ほのぼの”している。実際の(男子)高校生はもっと“悶々”と・・・。
知世の部屋に置いてある「キスする人形」にもドキドキ。知世と一緒に仲良く登下校。知世と隣り合わせの席で授業中に居眠り。知世と一緒に仲良く放課後の掃除当番。そして放課後の理科実験室で・・・。嗚呼っ!嗚呼っ! つくづく男女共学っていいなって思う。
「時の亡者になってもいい。男子校を選んでしまう前の、あの日の自分に戻りたーい!!」
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