逆に言えば、バート・レイノルズの演技がなければ、どうにもこうにもならなかった映画かもしれません。往年のカッコよさへの未練をまったく感じさせない役作りｗ　ハイアセンの世界を具現化してくれてありがとう！

とはいえ、この映画のあと、ハイアセン原作の映画にお目にかかっていませんが、もしかしてこの映画の出来をみて、「もう二度と俺の本を映画にさせねぇ」と思ったとしても納得できるような気もします。やっぱりどう見てもフロリダの湿気感がないし、明らかにフロリダ以外の場所で撮影しただろ？という映像だし、いまひとつ痛快感がたりなかったかな。

邦題の「素顔のままで」というのは、どこから持ってきたんだろう？なんか関係あったっけ？と見終わったあと、きっとみんな思うかもしれないな。映画会社の人に由来を聞いてみたいような気がする。