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[コメント] 告白(1981/米)

私には、もうちょっと説明が必要です。(恥!)
Shrewd Fellow

 唐突に、回想シーンに突入されちゃって、ん?ん?ここはいつ?状態のまましばらく見ていなくてはならないのが難点でした。それに、特にセリフや会話から、登場人物の説明等がまったくないのでジャックってだれ?デズ?それがデ・ニーロの役名か、などなどわからないまま、ストーリーはどんどん進む。そのうえ、40年代のL.A.という設定がまたむずかしい。私には、いったいどんなトコロだったのか、想像もできませんでした。いやはや、お恥ずかしい。

 それって、もしかしたら、映画のなかでいろんな説明をしてれてる映画に慣れすぎているせいかしら?よく考えてみると、バラエティ番組でもいちいち字幕スーパー入れないと笑えない「笑い」しか作れなくなってしまっているのと同じように、映画でもいちいち説明しないとついていけないローテンション鑑賞者が増殖中なのかもしれないね。観る方も、がんばって自分を磨いていかないと、こんなふうにいい映画に出会えたとしても、それに気がつかないで終わってしまう可能性が高いですね。わからないことが多かったけど、ラストシーンの兄弟の純粋さに感動しました。だから、もうちょっといろんなことを知ってから、もう一度この映画を見直してみようと思います。そうしたら、ラストシーンのすばらしさの本当の意味が私にもわかるかもしれません。この映画、あんまり知られていないみたいだけど、もしかしたらもったいないくらいいい映画かもしれないぞ、と終わったあと思い、そういうことに気がつくこともできない自分のローテンションぶり(忙しさやトシのせいにして、人生をサボっていたツケ)を知ることができて、よかったかな。ニンゲンもオンナも、サボっちゃいけないんだよね。がんばろ。

オンナといえば、ブレンダにシビれました。かわいくて、ハードボイルド。トミーを見るときの、あの切ない目!憎しみと愛情が混ざった目!なかなかああいう表情できる人、いませんよー。演技、表情、動き、すべてが過不足なく、丁寧で、ものすごい存在感。あの女優さん、なんていうのかしら?役名より俳優の名前で物語が語られることに誰も違和感をもたない昨今、この人はすばらしくブレンダでした。他の映画も見てみたいです。

 これ以下、映画に関係ない私のメモです。 ・・・・・・・わからん!字幕をみないとわからん!ひーん!!肝心のところがあ〜!精進あるのみ。こちらもサボるとてきめんに聞こえなくなるな。 それにしても同じデ・ニーロでも「アナライズ・ミー」と「ミッドナイト・ラン」ならわかるのに、どうしてこれではわからないの?やっぱり語彙の違いでしょうか?DVDあったら観てみたい。最近は、DVDの英語字幕があるので、復習にたいへんたすかるぅ。次回見るときまでに、こちらもがんばろう!

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このコメントを気に入った人達 (3 人)maoP ina ALPACA

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