[コメント] レイダース 失われた聖櫃〈アーク〉(1981/米)
アクションもいいけど、教壇の前でも、冒険に出かけても本質の変化しないアンチヒーロー。スーパーマンやスパイダーマンのような大技を持っているわけでもなく、むしろ『ダイ・ハード』の主人公見たく不平不満を漏らしつつ随所に自信を覗かせる主人公に一番魅かれる。
カイロに行ってからの活劇はヒッチコック好きなスピルバーグだけあって同監督の『知りすぎていた男』の殺人シーンを現代的にテンポ良く作り上げたような気がしてならない。素手→ナイフ→ロープ→挙句の果てには拳銃まで出してしまう。このシーンをはじめとして、アクションの中に笑いを交えながらテンポ良く話を進めていくところがこの監督のよさだ。
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