[コメント] 眼には眼を(1957/仏=伊)
たった1つの行為がここまで人を追い詰めるとは、現代にも十分通じる映画だ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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理不尽とはいえ全く責任がないとは言い切れない、そんな疚しさがスリルを醸し出す。ルリとしてはユルゲンスをあそこまで追い詰める考えはなかった。彼自身そういった台詞も吐いている。しかしながら、ユルゲンスの高圧的な態度、不信感むき出しの言動がその考えを変えさせたのだろう。最後のあの果てしなく続く砂漠を俯瞰ショットで撮ったところなど、神が人間の愚かさ、醜さを嘲笑っているかのように思える。
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