[コメント] 大脱走(1963/米)
何度失敗してもめげず、あきらめない。収容所につれてこられたその瞬間から地質や監視塔の位置をチェックし、脱走を考える男たち。「脱走は捕虜の神聖な任務だ」。命を張っているにもかかわらず、ルール内でフェアな戦いをするスポーツを観戦するような興奮を感じた。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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あの音楽、軽妙さと力強さ、聴くたびに興奮を呼び覚ましてくれる。
どんな世界でも人が集まればひとつの社会が形成される。ましてやひとつの目的を持って行動する以上チームワークは欠かせない。そんなことをも感じさせてくれた。彼らの頑張りを見てしまったら感情移入が容易で、脱走後の後半はひたすら逃げ切ってくれと切に思った。それだけキャラクターが一人一人立っていたということだろう。
リアル・タイムで観たわけではないが、スティーブ・マックィーンはやはりよく映えていた。今銀幕に蘇ったとしてもよく映えることは間違いないだろう。
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