[コメント] カサノバ(1976/伊)
あくまで人工的に作り上げられた美の心地よさ。それはセットに限らず登場人物それぞれに見出せる。機械仕掛けの彼ら一人一人の背中にネジがついていてジージーって音が聞こえてきそう。快楽のためというよりも辛い労働のごとく「いたす」カサノバさんには同情さえ感じる。出来は良いとは思えないがなぜか愛着のあるフェリーニ作品。
(モモ★ラッチ)
投票
このコメントを気に入った人達 (2 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。