二つほど文句を。

ガーディアンてなんだよ。原作を読んでない人間にも分かりやすく描いてくれよ。 それが出来ないで説明不足になるくらいだったら、登場させないでくれよ。あの長谷川部長も最後に焼かれるためだけに出てきたのかよ。悪役にも悪役の格が存在するのだとしたら、最低のワルであり、そんな奴倒したってカタルシスなんて感じるはずもない。そんな中途半端な組織登場させなくとも、木戸→純子←→多田、この三角関係と幼い頃に弟を殺された牧原刑事→（憎悪）純子、この関係性に超能力を絡ませるだけで映画は取れる。話を広げすぎて収束できなかった。

しかし、それ以上に一体何なんだこの男性陣のキャスティングは。この存在感のなさは。矢田亜希子、桃井かおり、女優陣が良い分余計目立つ。伊藤英明、原田龍二、吉沢悠、悪意があるとしか思えない。

結局後々語られるのはCGと矢田さんだろ、だったらCGの合間に矢田さん映しとけばいいやって思って映画作ってないかい。彼女の瞳が終始きらきらしてたのもそのせいだろう。２点にしてもいいけど、その瞳の美しさに+１点。