[コメント] 暗黒街の顔役(1932/米)
野心、暴走、栄光、家族愛、悔悟、立てこもり、転落。後年、作られるあまたの成り上がりギャング映画のエッセンスの原型がすべてここにある。意気揚々のトニー(ポール・ムニ)が見せる子供のような笑顔が印象的で、最後まで憎めない悪党の末路に哀愁がよぎる。
(ぽんしゅう)
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