コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] 友情(1975/日)

中村勘九郎のお坊ちゃんぶりが、展開の深刻さを中和した佳作。渥美清が訪れた故郷の家を、一家の無言の圧力が包む緊張感が凄まじく、切ない。叔父の古い価値観に毅然と反論する松坂慶子の役名が「紀子」というこだわりは松竹の小津への信奉の深さ。
(★3 ぽんしゅう)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。