[コメント] 結婚哲学(1924/米)
入れ代わり立ち代る女と男たちによって二転三転する「事実」と「誤解」を推進力に話を転がすお馴染みのルビッチの妙。冒頭に登場(穴あき靴下!)して“てんやわんや”を尻目に実利を得る裏ストーリーの主役・教授(A・マンジュウ)の地味な復讐譚だったりもして。
コメディだとういうので、最初はなるほどウディ・アレンのリメイクで観てみたいなあ、なんて呑気にかまえていたのですが、途中からハンサムな精神科医(モント・ブルー)につきまとう孤独な教授夫人(マリー・プレヴォー)のストーカーホラーにみえてきて、本気で怖くなってドキドキしながら観てました、と告白しておきます。
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