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[コメント] その木戸を通って(1993/日)

かぐや姫であれば月を愛でることで心も癒せるのだろうか。いや、逆だろう。姿はもちろん痕跡すらいっそ目にしない方が心休まるだろう。男の子(中井貴一)の気持を察する大人の男たち(フランキー堺井川比佐志)の優しさに幸福の幅と数奇が潜む。
ぽんしゅう

遠近や明暗関係なく、細部まで際だたせてしまうハイビジョン画像の電気的な鋭利さが、どうしても好きになれない。もちろん、市川崑ら本作のスタッフの技量とはまったく関係のないメディア特性の話である。

(評価:★3)

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