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[コメント] バファロー大隊(1960/米)

南北戦争後の黒人部隊という設定が興味深いうえ、フォードらしいユーモアを交えた冤罪裁判劇としてのサスペンスも素晴らしい。公民権運動まっ盛りの合衆国ならでは傑作。偏見と逆境のもと気高く描かれる黒人たちに比べ相変わらず先住民の蛮人扱いもまた合衆国。
ぽんしゅう

さらに『ソルジャー・ブルー』(70)や『小さな巨人』(70)が公開され、マーロン・ブランドが先住民の差別的扱いに抗議して、アカデミー賞の受賞を拒否するまで10数年の歳月がかかるのだ。

(評価:★4)

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