[コメント] 必殺色仕掛け(1973/日)
東映、松竹あざ笑い、次々飛び出すギャグの切れに呆然。色香漂う二條朱実に市川亜矢子の思わぬコメディエンヌぶり。色道三兄弟の紹介はぶっ飛び、丹古母鬼馬二の暴走は止まらない。「黒の舟歌」合唱には苦笑。びっくり仰天の拾いもの怪作コメディ!
突如こういう思わぬ傑作にぶち当たる快感。これだからロマンポルノ探訪はやめられない。それにしても、1973年から74年という年が日活ロマンポルノにとっていかにエポックであったか。この年に製作公開された作品が一様に放つ爆発力と熱気は驚異的だ。〔2010年4月6日、シネマヴェーラ渋谷にて初見〕
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