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[コメント] 偽れる盛装(1951/日)

図式的な構成と花街お馴染みのルーズな人間関係のなか、孤軍奮闘する君蝶(京マチ子)がいささか浮いている。伝統や仕来たりの「趣き」よりも反封建色が刺々しく際立つのは近代映協の意気込みのせいか。緩い画が転調する踊の会の刃傷沙汰シーンの緊張感は圧巻。
(★3 ぽんしゅう)

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