[コメント] おかあさん(1952/日)
ここで描かれる母とは、生命を産み出す源である全ての女を指している。敗戦により荒廃し生気を無くした男社会に再び活力を与えることができるのは女だけであるという母性崇拝。女さえ元気であれば物事は「やがて始まる」という成瀬と水木洋子の確信を感じる。
(ぽんしゅう)
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