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[コメント] ブリッジ・オブ・スパイ(2015/米)

自由の名のもと時の感情に流される短絡ポピュリズムと、単一思想のもと権威と権力に身を委ねる妄信教条主義。仲介人(トム・ハンクス)が直面する対立軸は、国や地域や宗教と、目先が変わっても今も同じ。そうは言っても、無邪気なヒロイズムが少し鼻につく。
ぽんしゅう

良くも悪くも批判の余地がない正論を、正攻法でまくしたてるスピルバーグ節が炸裂。せっかく脚本に名をつらねながら、コーエン兄弟らし毒気が見当たらないのも、ちょっとさみしい。

(評価:★4)

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