[コメント] サイの季節(2012/イラク=トルコ)
気高き美女を独占する若き自由人である詩人が抱く至福も、その人妻に寄せる運転手の直情な愛も、等しく祖国に対する思いの深さの隠喩。とすると引用される「国境に生きる者だけが新たな祖国を作る」という一節に、過去を清算し次を見据えるゴバディの決意を感じる。
(ぽんしゅう)
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