コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] 花を喰う蟲(1967/日)

話はグダグダなのに、意味不明な虚無男二谷英明と意思薄弱な不良娘太地喜和子の相互依存風SMもどき関係が妙なグルーブ感を生み出して目が離せなくなる。最後まで謎の男は謎のまま理屈はどうでもよくなり、すべて“厭世”で丸く収まった気になる素敵な珍作。
ぽんしゅう

この時代の日本映画にしては、ベッドシーンに思わせぶりな気負いやてらいがなく乾いた描写がスタイリッシュ。西村昭五郎が日活ロマンポルノの第一作監督として先陣を切ったのが分かるような気がした。

(評価:★4)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。