[コメント] 鈴木家の嘘(2018/日)
その“死”は冷静かつ衝撃的に到来し、家族の「欠損」は苦痛のうえに苦悩を上塗りされた個人の戸惑いとして喜劇的要素を交えながら描かれる。素直に笑ってよいものか戸惑った。子供を亡くした経験がある人になら、この“きわどさ”が理解してもらえると思う。。
どうしようもない失意を描くにあたって、一歩引いた立ち位置を持ち込める野尻克己監督の資質に、良い意味での創作者の強靭さと怖さを感じた。
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