[コメント] 無防備都市(1945/伊)
戦火の傷痕が残る街並みでのロケ撮影というまさに「無防備」な映像に、侵略され自由を奪われたロッセリーニらイタリア映画人の情念が滲む。その思いはパルチザンの抵抗物語の域を脱し、カタチだけの反戦に留まることなく、人間の根源的な邪悪性の告発にまで至る。
(ぽんしゅう)
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