[コメント] 風が吹くまま(1999/仏=イラン)
都会から来た男は一方的に話し、訊ね、要求し、村人はそのほとんどすべてを柔和に受け入れる。そして男は死者が眠る丘からしか外界と交信できない。風に波打うつ黄金色の麦の丘。虫の声はなりやまず、質素な白壁に原色のドアや窓が美しい家。やはりここは異界か。
だとしたら異界とは“あるがまま”にまかせてもよい場所、のこと。
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