[コメント] バカヤロー!私、怒ってます(1988/日)
森田芳光のはからいで、演劇、8ミリ映画、助監督、テレビの世界から、とりあえず4人の有望新人監督がニッポン映画界にデビューしたわけですが・・・
第一話「食べてどこがいけないの」の渡辺えり子監督は、とっとと劇団3○○へと帰ってしまった。きっとはなから映画などに興味はなかったのだろう。
第二話「遠くてフラれるなんて」の中島哲也監督は、この作風で通せば良いものをどんどん自分の中に引きこもっている。PFF出身監督の悪いパターン。
第三話「運転する身になれ!」の原隆仁監督は、92年の『夜逃げや本舗』で気を吐いたが、バブルの消滅に歩を合わせるかのように影が薄くなってしまった。
第四話「英語がなんだ」の堤幸彦監督は、「金田一少年の事件簿」でテレビ界で不動の地位をものにした。嫉妬深い映画関係者は、あのタイプには冷たい。
そんなに甘くないぞ。バンザイ、ニッポン映画界!
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