[コメント] はつ恋(1999/日)
「手紙を渡せない思い」が、母の「手紙を渡せなかった思い」へとめぐる。娘はこれから迎える時間。母は残された時間。男は過ぎ去った時間。全ては時のめぐり合わせ。・・・ちょっと甘めの4点。蛇足の
母と娘の関係なら大林宣彦、中年男と女子高生の関係なら相米慎二の演出で観たみたくなるような話。篠原哲雄監督の演出は、あまりにも正攻法で少し映画的な面白みには欠けるのだが、あえて批判するような点も見あたらないのも確か。応援したくなる作品。
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