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[コメント] 懲役十八年(1967/日)

いわゆる任侠映画を支配する規律は「義理」だが、この元特攻隊の将校川田(安藤昇)の行動規範は死者に対する「敬意」と「責任」だ。笠原和夫の勘所を押さえた脚本と加藤泰の瞬発力に満ちた娯楽演出のなかに、そんなリアルな価値感を保持する切ない佳作。
(★4 ぽんしゅう)

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