[コメント] 刺青(1966/日)
お嬢様不良が妖艶な悪女に変身したところで若尾文子の存在自体が終始強烈すぎて、肝心の転落の象徴である女郎蜘蛛の刺青が蚊に刺された程度の痛手にしか見えず、女の痛みが伝わらないのが難点。これじゃ彫師山本学と宮川一夫の苦労が報われない。
(ぽんしゅう)
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