[コメント] セーラー服と機関銃(1981/日)
決して流麗ではなく、強引とも見える力づくの長まわし。寺の境内からバイクの疾走にいたるシーンの突進力は圧巻。相米慎二の粘着と田中陽造の居直りが、作品をアイドル映画に終わらせず薬師丸ひろ子の無垢が無遠慮に大人世界を侵食する。
(ぽんしゅう)
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