[コメント] 非情都市(1960/日)
悪の根源へと本能的に突き進む三宅(三橋達也)の熱気と、彼が奔走する背景としてのクールで硬質な風景のギャップが生み出す緊張感が心地よい。そして、頻繁に写し出される鉄道は、もの言わぬ大衆として日々をやり過ごす生活者たちの象徴に見える。
(ぽんしゅう)
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