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ぽんしゅうさんの人気コメント: 更新順(1/128)

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★3オデッセイ(2015/米)伝統の無人島置き去りものなのに定番の巨大タコ、毒虫の大群、底なし沼は出てこない。最早、宇宙にすら「不思議」や「理不尽」は存在しないのか。課題は高校の教科書レベル。だから日数のカウントダウンも緊張感ゼロ。良く言えば科学礼賛、悪く言えば人類の驕り。 [review]KEI, もがみがわ, disjunctive, ゑぎほか6 名[投票(6)]
★4惡の華(2019/日)世間へ向け「クソ虫」と罵詈し続ける玉城ティナの不遜で不器用な懸命さが、いつしか健気に見え始め、逃げに逃げてついに「空っぽの自分」に逃げ込む“主体性喪失男”の苦悩スパイラルに苦笑しつつ、その“青さ”から逃げようとする「自分」の狡さに気づく。 [review]けにろん, 水那岐[投票(2)]
★4帰れない二人(2018/中国=仏)威勢に乗じた男っぷり、若い女への心変わりの後ろめたさ、肢体不自由の無力さが醸す母性刺激。この男(リャオ・ファン)、たとえ境遇は変転しても、常に“色香”を漂わせ続ける。女(チャオ・タオ)が追い続けたのは“この男”ではなく“この色香”なのだろう。 [review]けにろん[投票(1)]
★3サンセット大通り(1950/米)死人が真実を語るというアイディア以外に脚本にひねりがあるわけでなく、特にホールデンの抜き差しならなさが雑でスワンソンの大芝居がいささか浮くが、ワイルダーの語り口は達者。「過去の人」総出演の楽屋話だからこそ「死人が語る実話」なのかな?と合点する。ゑぎ[投票(1)]
★4ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009/米)女への隷属契約である結婚や婚約や家庭という、本音では絶望的な束縛を目前に、非理性的で享楽に満ちた最高の記憶を欠落させてしまう皮肉。男の往生ぎわの悪さを自虐的に象徴して笑える。だからこそ子連れストリッパー(ヘザー・グラハム)の薄幸の微笑が効く。DSCH[投票(1)]
★5火口のふたり(2019/日)ああ、いいセックスをしているなあ。そんな無我の快感が二人から伝わってくる。人が理性のしがらみを圧殺し、倫理を捨て去っても許される唯一の時間がちゃんと写っている。R18ではもったいない。ロマンポルノの呪縛から解放された、とても真摯で正直な肉欲映画。 [review]3819695, けにろん, ゑぎ[投票(3)]
★5イントレランス(1916/米)リュミエールの映画からまだ20年なのに、人の業という普遍的なテーマが、娯楽としての物語や逸話や語り口を用いて、映画だけに可能な美術装置や撮影技法を駆使して、現在(100年後)と遜色ないレベルで網羅されている。それも、たった3時間という短いなかに。凄い。 [review]セント, ゑぎ[投票(2)]
★3台風家族(2019/日)懸命にウケを狙ったようだか、どのサプライズも微妙に外していて寒い。原作は演劇だろうなと観ていたら違っていたのが一番の驚き。なんだ『台風クラブ』の家族版かと思いきや、今度は肝心の「嵐」が転機として機能せず、たれ流さえる連帯が生ぬるく小っ恥ずかしい。 [review]セント, 水那岐[投票(2)]
★4COLD WAR あの歌、2つの心(2018/ポーランド=英=仏)時の流れから覚醒を促すように、カット頭に強く挿入される「音」が印象的だ。15年に及ぶメロドラマなのに互いの“心情”は描写されない。女と男は、語られない時間や写されない事情など初めから存在しなかったように、そのときの“状況”のもとで互いを求め合う。 [review]jollyjoker, けにろん[投票(2)]
★3東への道(1920/米)リリアン・ギッシュいじめに託して不実な男を戒め、宗教倫理に則った一夫一婦制のススメを説くのだが、単なる説教悲劇にあきたりずダンスやら恋愛コントにたっぷり時間を割き、郷士関係者一同に会した緊張の不実暴露から、あっと驚く怒涛の流氷スペクタクルへ。 [review]3819695[投票(1)]
★3探偵はBARにいる(2011/日)ハードボイルドの約束を外さず安心して観ていられる出来の良いテレビ映画の感。大泉は期待どおり大泉であり、小雪も何の破綻も突出もなくいつもの小雪。松田、西田、松重、石橋もまたしかり。高嶋政伸安藤玉恵的非常識こそが映画の魅力だと思うのだが。disjunctive, ギスジ, MSRkb, tkcrowsほか6 名[投票(6)]
★5誰も知らない(2004/日)子供のような大人が少なからず存在するという事実には、昨今の事件を見ていればもう驚かないが、その子供達がいくら健気に、あるいは逞しく、あたかも大人のようにふるまったとしても、彼らは「愛情の奴隷」でしかないという点において非力なのである。 [review]まりな, jollyjoker, ケネス, クワドラASほか24 名[投票(24)]
★3國民の創生(1915/米)映画が政治的に利用(活用)されることは特段めずらしいことではなく、(政治的であることをもって本作を批判するのはあまり意味がなく)、何故、KKKを正当化するような主張がこの「1915年」に、大衆に向けて発信されたのかを想像することの方が重要だと感じた。 [review]DSCH[投票(1)]
★4タロウのバカ(2019/日)因果が自覚できない心の痛みを、さらに上塗りするよううに無自覚に、自らの精神と他者の肉体への加虐へ向かう暴走スパイラル。説明(物語)を極力排除し、彼らの状況と行動だけで世の中にぽっかり開いた蟻地獄を表出させてゆく演出に、理屈ではい説得力があった。 [review]けにろん[投票(1)]
★3ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女(2009/スウェーデン=デンマーク=独)一瞬たりとも気をそらさぬ強制力の効いたハリウッド演出に慣らされた目には、悠然とかまえたオーソドックスなミステリの語り口が心地よい。とは言え、ドラゴン・タトゥー女は、もっとエキセントリックであって欲しかった。ノオミ・ラパスが生真面目に演じすぎ。jollyjoker, ----, けにろん[投票(3)]
★3ROCKERS(2003/日)四十を過ぎてから20年以上前の自分をふり返るときの自信が誇りとなって輝き、照れがはにかみとなって随所に顔を出す。そして、過ぎ去った時間の長さがパワーとなって映画全体を支えているのが分かる。陣内孝則監督の素直さがうらやましい。ダリア, 林田乃丞, 緑雨, tkcrowsほか5 名[投票(5)]
★5スピオーネ(1928/独)たたみ掛けるスピーディな語り口。予想を超えるどんでん返しの連続。謎の人物や組織の正体が徐々に明かされていく妙。こんな複雑な陰謀劇を混乱なく2時間半で見せきってしまうフリッツ・ラングの手腕と1920年代後半のサイレント映画の成熟度に感福する。 [review]ゑぎ[投票(1)]
★3赤い橋の下のぬるい水(2001/日)ちんぽが硬いうちに全てをやり尽くしてしまったわけでもあるまいに、今村昌平の性描写が淡白(激しいからみがないという意味ではない)で消化不良。水を失ったものの象徴と見る宮崎駿の『千と千尋の神隠し』よりは、こちらの水を産む女の方が好きだが。けにろん, 水那岐[投票(2)]
★4ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019/米)タランティーノによる、ハリウッドの夢継承のための、ハリウッド的勧善懲悪による、ハリウッド史の善意の改ざん。居場所をなくした影武者クリフ(ブラッド・ピット)は最後に用意された花道で、与えられた役割どうり、あのときの“終幕”を力ずくで引き直す。 [review]まー, ぱーこ, けにろん, 週一本ほか5 名[投票(5)]
★3遠雷(1981/日)家と土地の呪縛。農家という今でも不自由さを残す空間を生きながらも、永島敏行石田えりが発散するすがすがしさは、まさにもぎたての果実や野菜だけが持ち得る青い力のようだ。許せないのがジョニー大倉の甘え。また長いんだ、このエピソード。けにろん, TOMIMORI, 町田, 直人[投票(4)]