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ぽんしゅうさんの人気コメント: 更新順(1/126)

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★4ある愛の詩(1970/米)幸福と不幸の落差を利用して客の心を動かそうなどというのは、最も単純で卑しい手法だと思いつつ、好きなんですこの映画。過剰な感情の煽りなしで、希望と絶望の逆転は誰にでも起こりうる日常的出来事だということを、素直に納得させる丁寧な演出の賜物。jollyjoker, kazby, ナム太郎[投票(3)]
★4リリイ・シュシュのすべて(2001/日)描きたかったのは「現実の14歳の姿」ではなく「今、14歳が直面する現実」であり、その点においてまさに思春期を過ごす人たちの共感を得るであろうことは充分想像できるのだが、無意味な文字や歌の多用が映画的な魅力を削いでしまったことも事実。 [review]けにろん, いくけん, kaki[投票(3)]
★3ドント・ウォーリー(2018/米)少数者の苦悩に向けられるG・V・サントの視線は相変わらず優しい。ただ、期待した主人公(J・フェニックス)の「アルコール依存」の「身体障害者」で、周囲には「傲慢」で世間に「辛辣」な風刺家という心身の“複雑”な葛藤はさらりと流され、ちょっと肩すかし。 jollyjoker[投票(1)]
★4ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書(2018/米)詳しいことは読売新聞に書いてあると国会で答弁する厚顔な首相も、記者会見でCNNは嘘つきだとダミ声でまくし立てる大統領も、メディアは自分の道具であるべきだと考えている。ジャーナリストも株主も、それで飯を食う限りメディアは自分のものでないと困るのだ。 [review]週一本, おーい粗茶, disjunctive[投票(3)]
★4殿、利息でござる!(2016/日)クスクス笑わせて、気持ちよく泣かせる良質喜劇。思わくや、思い込みのズレを丁寧にあぶり出し、欲や得は捨てがたいという人の業を笑に昇華する爽やかさ。ただの一致団結美談に納めない人間臭さが魅力。羽生結弦登場場面は大成功、文字通り映画に華を添える。IN4MATION, けにろん[投票(2)]
★4バーニング 劇場版(2018/韓国)北の国境の稜線を背景に、黄昏に溶ける太極旗の向こうには小さな三日月が浮かぶ。気だるいマイルスの旋律に裸体のシルエットが揺れて、女の手が絡み結ぶハトの影絵が空を舞う。存在したものと消滅するものの“あわいのミステリー”の可視化として傑出した美しさ。 [review]ゑぎ, 濡れ鼠, けにろん[投票(3)]
★3何がジェーンに起こったか?(1962/米)カットによって形相(メイク)が変るB・デイヴィスの変態ぶりは良くも悪くも“ゲテモノ”と紙一重。サスペンスにはちょうど良い長さというものがあるもので“凄味”にも節度が必要。閉塞から海辺への展開は見事だが“哀愁”には手遅れの感。あと30分短くても充分。IN4MATION[投票(1)]
★4バイス(2018/米)この喜劇、コケにされて笑われるのは大衆を馬鹿にするラムズフェルド(S・カレル)と大衆から馬鹿にされるブッシュ(S・ロックウェル)、そして馬鹿な(私たち)大衆。チェイニー(C・ベール)の自分&家族至上ぶりは、あまりに“馬鹿”正直すぎて笑えない、という苦笑劇。 [review]もがみがわ, 濡れ鼠[投票(2)]
★4幸福なラザロ(2018/伊=スイス=仏=独)所有せずにはいられないという人間の業をラザロの「透明さ」が私に突きつける。たいていの者は、身の丈に合った衣食住では満足できず、それ以上の“所有”を追求することが“幸福”の証しなのだと疑わず、むしろその欲求の表出を向上心という美辞を使って肯定する。 [review]けにろん[投票(1)]
★3灼熱の魂(2010/カナダ=仏)何としてもかなえたい願いと、とうてい受け入れがたい事実が並存する苦悩。物理的な離別よりも精神的に引き裂かれた諦観。過酷な人生を遡行するサスペンスが巧みで、2通の遺書を残さざるを得なかった女ルブナ・アザバルが醸していた凄みに重たい説得力が宿る。 [review]DSCH, クワドラAS, 3819695[投票(3)]
★4緋牡丹博徒 お命戴きます(1971/日)この藤純子は菩薩のように美しい。結城(鶴田浩二)一家に草鞋を脱ぎ子供と戯れるつかの間に見せる母の顔。一転、はだけた黒髪振り乱しドスをふるう修羅の顔。止めの返り血受けながら、子供の視線で我に返って見せる恥じの顔。全てひとりの女の顔なのだ。けにろん, sawa:38[投票(2)]
★4オール・アバウト・マイ・マザー(1999/仏=スペイン)ひとりの息子の母でしかなかったマヌエラ(セシリア・ロス)は、社会性という枠の境界線上で女を演じる女たちと共闘し、ついに社会を包括する女、すなわち総ての母というポジションへと至る。女を女たらしめている「女らしさ」といういかがわしさからの解放。 けにろん, 水那岐[投票(2)]
★3シャザム!(2019/米)てっきり“子供だまし”をネタに、アメコミのワンパターンを皮肉るコメディだと思い込んでいた私の早とちりを嘲笑うように、中盤以降はお約束のヒーローストーリーを邁進し、終わってみればディズニーもどきの人畜無害ぶり。またも“子供だまし”最強説に屈する。 けにろん[投票(1)]
★4魂のゆくえ(2017/米=英=豪)スタンダードサイズに切り取られた画面に熱量はなく寒々しい。牧師(イーサン・ホーク)は周りの者たちから、調子はどうだ(大丈夫か)と声を掛けられ続ける。彼の顔に生気はなく、どこで何を間違えてしまったのだろうという“戸惑い”が貼り付き強張っている。 [review]いくけん[投票(1)]
★3レヴェナント:蘇えりし者(2015/米)凶暴さを秘めた凄味を感じる景観の美しさには圧倒される。が、ミズーリ川からイエローストーン川はどれくらい離れているのか、帰宅後に地図で確認してしまったぐらい、距離と時間の経過が不明。いきおい、根拠なき回復力に説得力がなく執念(人ぽっさ)が嘘っぽい。 [review]リア, DSCH[投票(2)]
★5フルメタル・ジャケット(1987/米=英)「言葉」は理性であり思考である。「言葉」を禁止され、それを「銃」に擦り替えられた青年達はスラングを吐きながら弾丸をあびせることでしか己を主張できなくなる。記者と兵士の狭間で揺れるジョーカーの僅かな良心が、逆に人間の弱さをきわだたせる。 jollyjoker, 山ちゃん, たわば, chokoboほか6 名[投票(6)]
★2爆裂都市 Burst City(1982/日)もう20〜30分短かったら、傑作になっていたかも知れない。 [review]寒山[投票(1)]
★4心と体と(2017/ハンガリー)夢の共有という突飛な設定が徐々にリアリティを持ちはじめ、ファンタジーというよりサスペンスとして話に引き込まれてしまう。A・ボルベーイという女性のたたずまいが醸す透明な存在感と、生身のと肉感が持つエロティシズムの“虚実のあわい”のたまものだろう。pinkmoon, 寒山, ペペロンチーノ[投票(3)]
★3愛がなんだ(2018/日)人には二つの目玉以外にも“心の目”のようなものがあるとして、人それぞれに見えていることを、みんながみんな正直に言葉や態度に現すと、きっとこの物語の登場人物たちのように、じれったさと苛立たしさだけが人間関係の「すべて」になってしまうのでしょう。 [review]水那岐[投票(1)]
★4ゼロの焦点(2009/日)大きな夢を目指す佐知子(中谷)と小さな幸せを願う久子(木村)。二人の演技合戦の間で何もできない広末がそのまま禎子を体現しているという嬉しい誤算。鹿賀、本田、西島、野間口らの芝居気たっふりの男のズルさ、弱さ、純情ぶりもいかにも東宝らしい娯楽映画。 [review]disjunctive, KEI, ちわわ, ピロちゃんきゅ〜ほか7 名[投票(7)]