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ぽんしゅうさんの人気コメント: 更新順(1/125)

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★5ジャンゴ 繋がれざる者(2012/米)容赦なき暴力の遂行が生む快感。誤解を恐れずに書けば、正当な恨みに裏付けれた暴力は美しい。そんな、現代社会では封印されてしまった人間の本性を久しぶりに呼び覚ます快作。有無を言わさず、弱きを助け悪事を抹殺する暴力の具現は、映画に許された特権なのだ。 [review]たろ, カルヤ, まー, ゑぎほか10 名[投票(10)]
★5岬の兄妹(2018/日)二人が選んだ意図せざる生活は、世間の見えざる「圧」が生み出す不本意な“引きこもり”のようにみえた。本人たちが不本意であるぶん、二人はなりふりかまわず本能を金銭に替えて世間と関わりを持つ。真里子は普通ならざる生活を通して普通を実感したのだろう。 [review]水那岐[投票(1)]
★2隠し砦の三悪人(1958/日)さして中身の無い間延びした話が最後まで延々と続く。やっと関所を越えたころ多少の見せ場はあるものの、のびきったラーメンのチャーシュー程度の救い。寒山, けにろん, ジェリー[投票(3)]
★3運び屋(2018/米)90歳の痩せがまん。爺さんの最後の選択は、歩んできた人生の反省や家族への罪滅ぼしなどでは決してない。だって性懲りもなく、まだ花に水やってるんだもの。これぞ、私たちが長年憧れてきたイーストウッドのダンディズム(自己満足)のススメだったじゃないですか。 [review]週一本, jollyjoker, おーい粗茶[投票(3)]
★4天国でまた会おう(2017/仏)状況は過酷かつ反逆的で、どのシーンもシビアかつパワフルに描かれるのだが、全体は飄々として実に軽やか。登場人物の心情や背景(未読だが原作は膨大なのだろう)が過不足なく伝わってくる脚本も的確なのでしょう。心情を多弁に語る“仮面”の造形も美しく楽しい。けにろん[投票(1)]
★4ヘイトフル・エイト(2015/米)負のエネルギーが織りなす極上のエンターテインメント。起爆剤は、リンカーンの友人になれなかった輩ども、すなわち「正義」と「制度」の意味や秩序が理解できない者たちの、強欲と打算、偏見と侮蔑、差別と憎悪だ。 しばし、理性という面倒から解放される快感。 [review]DSCH, ペペロンチーノ, もがみがわ[投票(3)]
★4ビール・ストリートの恋人たち(2018/米)映画のなかで確実に進行するのは、あふれんばかりの恋心を瞳いっぱいにたたえた19歳の娘ティッシュ(キキ・レイン)の初々しい“過去”の恋愛物語だ。その思いを断ち切るようにおとずれた理不尽な“現在”は、誰がどう手を尽くそうが止まったまま一向に動かない。 [review]3819695[投票(1)]
★3search/サーチ(2018/米)観ている最中は意外と面白かった。説明台詞と同じぐらいPC画面のポインターやウィンドウの動きが饒舌なので、ふと気づくと考えたり感じたりせず「画面」を受け身で観ている自分に気づく。単調で限定的な画づらに慣れてしまうのだ。慣れとは麻痺とも言い換えられる。 [review]ペンクロフ, irodori, ゑぎ[投票(3)]
★4アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017/米)トーニャの夢とアメリカの夢の狭間には、猛母や暴力夫、妄想男やメディアが蠢いている。主流から外れているようで、実は社会の大多数かもしれないこのチンケ者たちの話は「アメリカは、愛する仲間たちと、敵を作りたがる」と鬼の首でも捕ったように締めくくられる。 [review]Orpheus[投票(1)]
★4カメラを止めるな!(2017/日)何を書いても勘の良い人にはネタバレしてしまいそうでコメントできない!といった危うい構造をした豪胆にしてデリケートな映画。映画づくりのマネごと経験者には“あるある感”満載。役者の皆さまも裏方さんも、全員お疲れ様でした。とりあえずは面白かったです。 [review]KEI, プロキオン14, まー, なつめほか5 名[投票(5)]
★3グリーンブック(2018/米)対照的なキャラクターを達者な俳優が上手にこなし、散りばめられた伏線も“そうだよね”と綺麗に回収され、伝統や掟として見過ごされる差別や偏見の根深さもしっかり指摘して、この人情ドラマは収まるべき結論に丸く収まる。なんて分かり易い良い映画だろう。 [review]もがみがわ, 水那岐, てれぐのしす, jollyjoker[投票(4)]
★3タロットカード殺人事件(2006/英=米)アレンとヒロインが丁々発止を繰り広げる定番パターンは大好きだ。そこには、役者アレンの十八番である男の身勝手さ、意固地さ、ひ弱さの噴出の裏に、自分でもコントロール不能に陥った「愛情」という情を前にした男の戸惑いがいつもあったからだ。 [review]ゑぎ, DSCH, 牛乳瓶, づん[投票(4)]
★5二階堂家物語(2018/日)なんと情感豊かな画面だろう。ことさら状況や感情が誇張されるわけではないのに画に不思議な吸引力があるのだ。ひとつひとつ事情(抱えた思い)を説いていくような語り口(脚本)の上手さと相まって、のっぴきならない“呪縛の物語”にどんどん引き込まれてしまう。 [review]ハイタカ[投票(1)]
★4地獄でなぜ悪い(2013/日)文字通り血の雨を降らせ、血の海を出現させる友近の過剰さに感嘆し、「言葉」の具現化にかける園子温の執着と遊び心に喝采を贈る。圧倒的な過剰さで善も悪も蹴散らし秩序を無に帰す平田(長谷川博己)に、真性の紊乱者としての園の本性が覗く快作。 [review]ロープブレーク, 水那岐, ジョニー・でぶ, おーい粗茶ほか7 名[投票(7)]
★4バーニング 劇場版(2018/韓国)北の国境の稜線を背景に、黄昏に溶ける太極旗の向こうには小さな三日月が浮かぶ。気だるいマイルスの旋律に裸体のシルエットが揺れて、女の手が絡み結ぶハトの影絵が空を舞う。存在したものと消滅するものの“あわいのミステリー”の可視化として傑出した美しさ。 [review]濡れ鼠, けにろん[投票(2)]
★4バルカン超特急(1938/英)制作された1938年という時代を考えるとシビアできわどい筋立てなのだが、全編に溢れるユーモアで暗い世相を娯楽に仕立てしまうしたたかさ。風刺や笑いの対象が敵対する相手国ではなく自国イギリスという点に、品の良さと現代では希薄になった「ゆとり」を感じる。濡れ鼠[投票(1)]
★4ある殺し屋(1967/日)たいした話でもないのに、脚本の構成力と、宮川一夫のさりげなく凄い画と、何もしない市川雷蔵のフツーのおっさんぶりと、野川由美子の下品な華やかさと、成田三樹夫の真面目な可笑しさで、最後まで見せきってしまう素晴らしく映画的な映画。寒山, 水那岐, ゑぎ[投票(3)]
★4半世界(2019/日)久しぶりに「男」の、しかも、3人の馬鹿正直な中年男の友情(?)物語だ。ただし、紘(稲垣)の鈍感さも、瑛介(長谷川)のナイーブさも、光彦(渋川)の分別くささも、中学時代から一向に変わっていないようだ。「男」を正直に描くと“男らしさ”とは無縁になる。 [review]ペペロンチーノ, DSCH[投票(2)]
★3ちぎれた愛の殺人(1993/日)極端で形式的な色調演出がちょっと鬱陶しくストーリーも見え見えなのだが、池田敏春監督は感情の過不足なく快調なテンポで最後まで厭きさせずに見せてくれる。横山めぐみがもう少し華と陰のある女優だったら、もっと映画に凄みが出ていただろう。けにろん[投票(1)]
★4ゼロの焦点(2009/日)大きな夢を目指す佐知子(中谷)と小さな幸せを願う久子(木村)。二人の演技合戦の間で何もできない広末がそのまま禎子を体現しているという嬉しい誤算。鹿賀、本田、西島、野間口らの芝居気たっふりの男のズルさ、弱さ、純情ぶりもいかにも東宝らしい娯楽映画。 [review]KEI, ちわわ, ピロちゃんきゅ〜, ペペロンチーノほか6 名[投票(6)]